- 2024/09/18 [PR]
- 2016/06/02 私は高校生の時に、愛する人との突然の別れがありました。私のお母さんです。
私は高校生の時に、愛する人との突然の別れがありました。私のお母さんです。
お母さんが事故にあったと聞いて、ただただ無事を祈って病院に行きました。
でも、そこには変わり果てた姿で眠っているお母さんがいました。
私はたった一人の家族だったお母さんを失ってしまいました。何もかもが色を失ったように見えました。お母さんが亡くなってからしばらくの間の記憶が曖昧で、すべてのことに無気力でした。これから母さんがいない世界でどうやって生きて行ったらいいのか、わかりませんでした。でも、お母さんは元気で明るい人だったから、きっとこんな私を見たら、「しっかりしなさい」と怒るだろう。そしたら安心して天国に行けないかもしれない。そう思って自分を奮い立たせてきました。
傷が癒えたとは言えません。お母さんとの思い出を全部消してしまいたいと思ったこともありましたが、その思い出を抱きしめて生きることが、お母さんと一緒に生きていくことだと、今は思っています。愛する人が突然死んでしまって無気力になってしまったあなたへ、今私から言えること。それは、思い出を抱いて生きてほしいということです。
今はつらいだけの思い出でも、ちゃんと向き合って大切に抱いていれば、いつか必ず心の底から笑える日がやって来ます。
心の中に生きる愛する人と、一緒に笑える日がきっと来ます。
今はお墓参りの際、寄り道して、お葬式をした斎場にもよってお祈りしています。お墓と言うよりもお葬式の事が印象強くて、ついつい行ってしまいます。最後の場所だから仕方ない事となの。
あれから10年近くたった私は26歳を迎えました。3年付き合った彼にプロポーズされ現在では幸せな毎日を送っています。一緒に笑える日が来るとは思いもせず生きてきましたが、頑張ってきて良かったと思います。
参考までにこれは親友のお話です。
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